喫茶店経営②
前回の記事の続きです。
今日バイトに入った時に、店ではちょっと問題が起こってまして。
うちの喫茶店はこだわりのハムを使ってメニューを展開してるのですが、このハムを発注したにも関わらず、業者さんの手違いで今日の分のハムが入荷されず、多くのメニューが作れない状況になってしまったのです。
↓美味しそうでしょ?スーパーのハムとは違います。
厚みのある赤身のハムで、すごい私好み。
この業者さん、店舗向けに卸すことが多いらしく、うちの喫茶店みたいな小さな店舗は恐らく収益としても小さいのか?朝に入荷が出来ない事が分かっていながら、入荷が夕方になると。
つまり、今日一日、喫茶店にとっては大打撃です。
ピラフやドライカレーなどはメニューの中でも大きな単価のものになるのに、それが提供出来ない。
ハムトーストやハムサンドなど、ハム目当てで来る常連さんも多いのに、それが提供出来ない。
本当に大打撃だったと思います。
業者も朝に発覚したなら昼までに持ってくるくらいの根性見せて欲しかったよねぇ。
優しいマスターなので、強く言えなかったのかなぁ?
いつもはハムトーストを選ばれるお客様には、ご理解戴いて他のメニューにしましたが、どうしてもピラフをとご希望されるお客様には、ハム抜きで提供し100円引きにしました。
私が勤務したわずか3時間の間に4名分は100円引きにしてました。
業者さん、ほんまにしっかりしてもらわんと困るよね。
マスターもハム抜きだからって100円引きにしなくても…と思ったりもしたけど、これが所謂「損して得取れ」の精神なんだよね。嫌いじゃないです。
うちの父も商売人だけど、よく言ってた言葉です。
「損して得取れ」
お客様もハムがないところを無理を言ってピラフを注文してるわけだから、値引きしてもらえるとは思ってないわけだけど、ここで100円引きしておくことで今後も末永くお客様として通っていただける。
こういう精神、商売人精神、結構好きです。
そんな人間模様も垣間見ながら、本当に楽しい仕事なだぁと思って働いてました。
こういう仕事、すごい向いてるのかも。
めっちゃ楽しくて仕方がない。
ネットビジネスも良いけど、一日家の中でパソコンやタブレットやスマホを見つめてるだけの日々は気がおかしくなりそうなので、週に1回~2回をこうやって人と接しながらお仕事させて頂けるのは本当に感謝なことです。
近所の商店街の中にある喫茶店なので、今までは全然接点のなかった商店街の人々とも顔見知りになれて、すごく嬉しくて、喫茶店からお遣いで八百屋さんやパン屋さんに行くのも本当に楽しくて仕方がない。
本当はネットビジネスよりずっと、こういう対面の商売の方が向いてるんだろうなって思う今日このごろです。
では~!!
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